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しらっと言いのけたオレに、タカシは渋面になった。
「アサト…お前真宮ファンに、いつか刺されんぞ」
俺もそんな事言ってみたいねぇと肩を竦めるタカシを横目に、オレは出来るだけさり気なく付け足した。
「…オレは朝霧しか興味ないから」
オレのその言葉に、タカシはぴくりと反応し、先程までのふざけた態度から一変、急に真顔になった。
「そっか…そうだったな」
それ以降、急に無口になったタカシに声を掛けようとした瞬間、ドアが勢いよく音を立てて開かれた。
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