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  「っタカシ…!お前、いきなり声かけんなよな!!」 犬猫などの小動物ならば一瞬で灰に出来るであろう鋭い目つきでオレは声の主・羽山タカシを睨み上げた。 「ごめんごめん。まさかそんなに驚くとは思わなかったからさぁ」 当の本人は涼しい顔で手をひらひらさせていた。 …こんな奴に命を奪われかけたなんて一生の汚点だ…。 自分だけの秘密にしておこう。  
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