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彼氏と別れてから、友達の紹介でキャバ嬢になりました。
嘘をつくのが嫌で仕事を私情と割りきれなかった自分は、本気で笑うことのできない人間になっていました。
「ねぇ!顔のマッサージとか行った方がいいよ!まぢで。」
訳も分からず流され、
何かにしがみつくこともできず、流れに押されて歩く事しかできなかった自分は友達にそう言われるまで、笑う度に引きつる自分の顔に気が付きませんでした。
それでも 家にいたくなかった自分はお店で知り合った人と毎晩のように飲みに行ったり、遊びに行ったりしていました。
親に行き先を言うことなど一切ありませんでした。
18歳の終わりの頃、お店で知り合い友達になった人に、都内のクラブに連れて行ってもらいました。
初めてのクラブ。
音を体中に浴びながら踊りました。
思っていた以上に楽しくかったので、仲の良い女友達(みか(仮名))にそれを話し 次は2人で行くことになりました。
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