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「ぜ~~~んぶ大音量で聞いてたわよ!!誰がわがままっ子よ!!誰がセレブよ!!誰がお姫様よ!!そして無理矢理ここに連れられたのは誰なのよ えぇー!!!」
南はもの凄い剣幕で二人に怒鳴り散らす
「・・・どうしてお姉さん怒ってるの?僕わかんなぁ~い!まさか僕のせい?」
学はその南の大きな声で少し呪縛が解かれてしまっていた
「あなたは全然悪くないのよ、全部悪いのは・・・このドクデナシ共のせいよ~!!!!」
「うるせぇ~つーか誰もセレブとか姫様とか言ってねぇ~し!!ちっ、こうなったら・・・・・・」
カチッ
カチッ
保はポケットから携帯を取り出しメールを打ち始めた
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