Pt.3

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「弁当を食べながら叫んでいたんだって? そんでもって図書室でも叫んでいたんだって?」  教室に戻ると、クラスメイトの女子が話しかけてきました。ロリ系で、結構可愛らしい子です。  別にこれといった関係はありませんよぅ?  確かに僕はそれなりに格好いいかもしれないし、女子からもそれなりにモテたりするかもしれませんが、まだまだ深い関係は作らない。これが僕のジャスティス。 「……性格面に問題アリ、か」  何か聞こえましたが、気のせいですね。 「よっぽど美味しかったのね。食いしん坊め」 「まぁ、そりゃそうなんですが……」  それ以前にほとんど食べられてしまいました。泣きたい。 「あと、何、いいエロ本があったのね。叫んじゃダメよ。心のうちに閉まっておきなさい」  またこの女……じゃなくて、彼女は誤解を招くようなことを…… 「それにしても、どんどん変になってきてるわね。アンタ」 「そっ、そうですか? 気のせいですよ」 「うそだー」  そんな下らない雑談から逃げるように、僕は席に戻って借りてきた本の一つを読んでみることにしました。 「なになに……」
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