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『だめだ。動画だ。静止画じゃない。TSUTAYAって何時までだっけ。』
1時をまわっていた。どんまい。
『ゲオがある。』
止まらないH。
速攻ゲオへ車を走らせ、手に取った4本の卑猥なDVD。Hに笑みがこぼれた。しかし、先にTHE3名様を借りにいった僕は気付いてしまった。『なんかこいつ見た事ある。』
地元の後輩が軽快にカウンター業務をこなしていた。しかも僕を見て会釈した。Hも地元の友達なので絶対こいつ知ってるはず。
どんまい。しかも、この娘かわいくなったなぁ。
Hもその事に気付いた。
どんまい。
あれ??
Hは歩速を緩めない。
逆に恍惚とした表情にも見える。
勢いよく卑猥なDVDをカウンターに滑らせた。
全部エロビだった。
逆にカウンターの後輩の女の子の方が罪悪感を感じていた。
H、今日どうしちゃったの??中学生並の精力を見せつけたH。なんか変だぞ。こんなに性的欲求が強い子だっけ??
Hはエロビを車に積むと、本格的に危ない事を言い出した。
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