高1の冬

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恵子は開いた口が塞がらなかった 「まぁ佳奈がいいなら別にいいけど…」 「手伝って」 佳奈は親友の恵子を食い殺さんばかりの口調で頼んだ 佳奈と真田は隣のクラスだったが、真田と恵子は同じクラスなので佳奈にとっては良い口実だった 「私たち友達よね?親友よね?むしろ心友よね?」 「はい…」 「今日の休み時間いくから真田くん見張っておいて!」 「別に見張らなくても…」 「見張っておいて」 「はい…」
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