第二章

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笑夢は、まだ生まれたばかりだというのに泣くことの少ない赤ん坊だった。 しかし、母乳もたくさん飲むし、病気もせず、退院の日を迎えた。 「お世話になりました。」 そう言って、見送りの人たちに頭を下げると、タクシーでアパートに向かった。
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