第一章

2/7
49人が本棚に入れています
本棚に追加
/74ページ
ここは、田んぼの広がる田舎町。 そこに一人の妊婦がいた。 名前は、本多奏子という。 だが、その隣りに寄り添うものは誰もいない。 彼女の夫となるはずだった田中守は、一週間前にある事件に巻き込まれて他界したからだ。 その事件は、奏子にとってとても残酷なものだった。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!