第１話

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…とか言いつつさっき“やっと来た！”なんて言ってたけど。 勇太の言葉にすっかり機嫌を損ねてしまったらしい翌桧は、頬を膨らませてそっぽを向いている。 まぁこれも一瞬のことなので、俺も勇太も特には気にしない。 結局授業が始まる頃には翌桧の機嫌も直り、なんとか無事に１日を過ごせるのだった…――
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