第2話

5/13
前へ
/47ページ
次へ
佐渡君の言葉に、三室は逆に聞き返す。 宇佐木先輩はじっとその様子を見つめているが、もちろん内心焦りもあるに違いない。 「だって三室先輩、ウサ先輩とは会う時間少なくなるでしょ?その分僕とならいっぱい会えるしっ」 ああ…確か佐渡君、今回から生徒会入ったんだっけ? つまり佐渡君となら会える時間も多いから、ここで乗り換えてもらおう…という魂胆らしい。 いつもながら強引な考えだ。 そして更に佐渡君の一方通行な言動は止まらない。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

680人が本棚に入れています
本棚に追加