独りぼっち

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独りぼっち

暗い夜空見上げてね‥ ふと思い出したんだ いつも視線にあの子がいた事   幾つもの星を数えてね‥君の事を思い出したんだベタベタしながらキスした事 苦しかった二人はいつの間にか お互いを愛し 悲しくなるのもわかってるのに ベッドきしませて 果てたときに 君は涙を浮かべてキスをせがんだ     僕には家族があるんだと君は知ってるよ それでも抱いてあげてね  君は僕じゃなきゃダメって 涙ながしたね いつまでもずっと抱き締めていた   六年越しの愛に触れて いつしか巡り逢った恋に 涙ながしたあの日の夜に 夢中でむさぼり合った 長い夜に終止符は 打たれた     君のお腹には 二人の愛の結晶が宿っているよ 君のお腹には 僕らを愛してくれるハートがあるよ   カナリアの運んでくれた 愛の塊は 僕の手元には届かない カナリアの涙だけが ポツリポツリと 手に馴染んでいるだけさ   君の元を離れて 僕がやっとわかったんだ   君の愛情だけが 僕の宝物だった ‥
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