。ο〇欠片〇ο。

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フと目が覚めると懐かしい景色。幼い頃に住んでいた家にいた。 ここは『神隠し』が出る家で、引っ越してから取り壊されたはず…。でも私はその神隠しの正体をしっている。私にしか見えない『死神』だって。 その『死神』が現れると10秒逃げる時間が与えられる。外に出れば大丈夫。でも私はいつも何故か逃げられない。窓が一人でに閉まってしまうのだ。隠れている時間が長く感じる。そんな事が何回か続いたある日…。 またその『死神』は現れた。やはり窓は何をしても割れない。恐怖心が段々とわいてくる。 階段を登ったあたりに黒い陰が見える釜の様な物をもっている。こちらには気付いていない様子。 部屋から覗いていると、親戚のみいちゃんが黒い陰に近付いていった。みいちゃんが『死神』に話しかけようとした時、釜が振り下ろされた。瞬間眼をつむり、コタツに逃げ込んだ。早く時間よたって! 子供にしか見えない『死神』だと知りました。
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