目を疑う

メールが来た

そんないたたまれない僕にも、いやみなほど平等に、かつ白々しく朝が迫っていた。しかしそれは宇宙で最も暗い。知らんふりしてまた潜り込む。惰眠をむさぼっている間は無駄なことを考えなくていい

しかし、いやな動悸がする。脳血管と心臓のディープインパクト。どちらかが要因で、僕は死ぬだろうな
ちょっとしたことで死にたくなる自分と、まだ死にたくねえなあ、としみじみ思っちゃう見苦しい自分は、どっちがプライマルなのか
しくしく考えてたら、テロレロテロレロテロレロテロレロ、とワンセグ非対応な携帯電話が実に不快なアラームで、僕に止めろと命令する。いや、アラームを命じたのは実に僕だ。人間はいつか機械に支配される