20人が本棚に入れています
本棚に追加
その目の前のテーブルには何かを食した後の空のお皿が置かれている。
それにきちんと答える長身の青年。
そして、黒赤髪の青年を見つめ、呆れたような表情で口を開いた。
「…相変わらず女みたいな恰好だな、雨月」
「そうですか?」
あっけらかんとしている黒赤髪の青年、基雨月の服装は黒を基調としており、素肌の上から着用した右だけ肩出しの蜘蛛の巣に捕まった蝶が小さく端の方にプリントされた半袖服、ホットパンツ、ニーハイブーツ、髑髏のプリントがされたアームウォーマー。
そして、鎖と髑髏のゴールドのピアスを付けている。
最初のコメントを投稿しよう!