prologue

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バタンと完全にドアが閉まる音を聞いて笑顔から一瞬で真顔に変わる。 まるで、表と裏のように。 その時窓を打つ音がし始めて近寄れば、あっという間に雨足が激しくなり、沛雨となった。 「…雨、か…」 雨を見つめ、ぽつりと独り言を呟きふと目線を下に向ける。そして何かを見たのか、目を細めて笑みを浮かべる。 「…快楽遊戯の匂いがする…」 to be continued...
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