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「ま、別にいいけど」 「でも僕は、最初から全部知ってましたよ。書面上では、ですけど」 笑みを浮かべる雨月は、どこからか二人の前にその書類を持ってきて見せた。 権蔵や末吉、白学ランの男性達などの個人データや、UTOPIAの裏の内情についてまでも書かれている。 「事を起こすにはある程度の情報がないと、ですよね」 人差し指を立てて笑顔を浮かべる雨月に対し、今佐人と末吉は同じ事を思っていた。 (…ここに、悪魔がいる…)    to be continued...
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