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そして、別の意味で怖くなった末吉は逃げ腰になってしまっている。
「いつから今佐人さんはホモでショタになったんですか」
そこに、ソファの背に足を組んで腰掛け、煙草に火を点けている雨月の姿があった。
雨月にそう言われるのも無理は無く、傍から見れば今佐人が嫌がる末吉に迫っているようにしか見えない。
「何を言っているんだ雨月?それにだな!末吉の前で教育上良くない言葉を…」
「今のシチュエーションはそうにしか見えません」
「俺はそんな不道徳な行為はしない!」
《グゥ~~!》
「「…!?」」
「おなか空いた~~…」
今佐人の言葉を雨月は遮り言い、高らかと声を張り上げて今佐人は言った。その時、タイミング良く末吉のおなかの虫が漫画のような音を立てて鳴ったのだ。
それを機に今佐人と雨月は沈黙の間を置いてから、今佐人が末吉にキッチンへ行って機械で好きな物作って食べるよう言い、雨月には窓を開けて煙草を吸えと言った。
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