遼かなる希望の天へ

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目を覚ますと、夜になっていた。 体を起こし、傍にあった台を見ると、俺の着替えが置いてあった。 「…母さん、来たのかよ…起こせっつぅの」 俺が起きたら、看護婦さんがやってきた。 夕食を持って来てくれたようだ。 俺は出された食事を食べて、吐きそうになった。 「マ、マズ…」 病院食って…マズイんだな。 入院は初めてだったので、少し病院食とかに興味があったけど… ここまでマズイと、早く帰りたくなるな。 結局、俺は半分も食べずに残してしまった。 その後、俺は眠気がなく、ただボーっとしていた。 寝すぎたせいか…完全に目が冴えていた。 しかも、食事を残したから、腹が減って寝れない! その日は、結局徹夜をしてしまった。 まぁ、そのおかげで次の日の手術では完全爆睡出来たけどな!
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