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〔ピキィィィィン〕
耀『ぐぅわぁぁぁ…』
強烈な腹痛に襲われた耀は、お腹を押さえ、その場に蹲(うずくま)ってしまう…
「耀ぅ!どうしたぁ!!」
心配した監督や部員達が駆け寄ってくる…
耀『はっ……腹痛てぇ…』
その声を発するなり耀は、あまりの痛さに意識を失っていた…
「救急車ぁぁぁぁ!」
~AM 11:24~
目的の場所についた辰将は、バイクのスタンドをだして、ちょうどヘルメットをとっているところだった。
辰『やっぱ、ここの空気はいいなぁ~』
そう言って辰将は、お気に入りの場所へと歩きはじめた。
〔コツコツコツ〕
ちょっとした坂道を登るとそれはあった…
展望台があって、そこは少し崖になっていて、サスペンス劇場に出てきそうな所であった。
辰『よしっ!』
早速辰将は、持ってきていた愛用のデジカメで、大空と海とを撮りはじめた。
辰『やっぱりいいなぁ~ここは!』
辰将は、時間や季節によって、波の色や、動きが変わるこの場所が大好きであった…
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