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辰『フー…』
おもわず時間を忘れていたが、お腹もすいたので、今日はこのへんで終えることにした。
辰『また来るからね…』
そう大好きな海に声を掛けて辰将は、バイクを停めてある場所へと向かった。
辰『んっ?』
ちょうど坂道を下ろうとしていた時であった…
辰(誰かの視線を感じる…)
それはさっきまで写真を撮っていた場所から感じ、展望台からがいちばん強いと思えた。
辰『まさかな…』
その展望台は、2年前から立ち入り禁止となっていたから、とても人がいるとは思えなかった…
辰『老朽化してるっていうからなぁ~』
やっぱり気のせいであったと、そのままバイクへと向かった。
〔カポッ!〕
バイクの所へ来た辰将はヘルメットを被り、ギヤをローに入れた。
辰『今日はラーメンだな。』
そう言って辰将は、勢い良くバイクを走らせた。
〔ブロロロロロ〕
どこまでも続く大空と青い海が、彼には幸せでならなかった…
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