第一章 夢の始まり

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[キーンコーン・・] 高校に入ってもう二年生… もうすぐ先輩の卒業を迎える今日この頃・・ 卒業といえば、去年の先輩の卒業式はよかったなぁ~ 先輩の答辞がよかったし、 なにより、合唱が感動的だった… 巣立ちの歌とMY WAYだったんだけど、 尊敬している先輩もいた事もあって、ただ、ただ感動させられるばかりで… そんな事で、今年の先輩達の卒業式も期待でいっぱいで… 「だからさぁ~そんなんじゃなくてさぁ~」 考え事をしてると、女の子が入ってきた。 入学式の日に私に強烈な印象を与えてくれた、名前もないバンドのボーカルだ… なんでバンドの名前がないかって? メンバーが正式な活動をしていないせいらしい… メンバーが全員やりたい気持ちが重なった時… まぁ、部活やらなんやらで忙しそうみたいだし…
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