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なんか…普通だったな、会長。
俺はどんな顔で会えばいいのか悩んでたってのに…
リビングのテーブルには、いつものように旨そうな朝飯が並べられていた。
なんか、悩んでたのは俺だけみたいだなー
なんて考えながらも、時間がないため急いで口に朝飯を詰め込む。
綾「彰ー!昨日どこ行ってたんだよ!」
俺が校舎に向かっていると、後ろから体当たりでもするかのような勢いで抱きついてきた南先輩。
彰「今日は1人なんですね」
いつもは同室の黒瀬先輩と登校するので、なんだか珍しい。
綾「ん。ちょっと寝坊したゃってね」
あっ!そうだった!
俺は先輩の問いを軽くスルーしながら、教室への道を急いだ。
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