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逃げたんだ…
みんなを裏切って…
彰「そんなの自己満足だってわかってる。でも、俺は何も出来ないから…情けないよな」
声が震えているのがわかった。
でも、涙はグッと堪えた。
俺を軽蔑していい
無責任なのはわかってる…
でも、俺は、仲間が傷つくのを見てられない。
それを守れるほど、俺は強くないから…
慧「…大丈夫。誰も彰を責めたりしない。そんな彰の優しさが好きで、みんな集まったんだから…きっとわかってくれる」
そう言って、優しく頭を撫でてくれた。
そして安心と、疲れが一気に押し寄せ、そのまま眠りについた。
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