私立青山学園

３

―――…

慧はそっとソファーに俺を座らせ、俺の隣に座った。

慧「あーあ、びっくりしたー」

彰「ゴメン」

俺、なにやってんだろ…
せっかく隠してきたのに

慧「でも、彰らしかった」

彰「え？」

俺…らしい？

慧「んー、これからどうしよっか」

真剣に悩んでくれる慧。

彰「慧、ゴメンな」

慧「どーいたしまして」

そう言って頭をポンッと叩いてくれた。

俺が落ち込むんだり悩んだりすると、いつもやってくれる。

ありがとな…慧

コンコンッ

すると、俺の部屋がノックされた。

先輩達…だよな

慧「開けても平気？」

俺が頷くと、慧は立ち上がりドアを開けた。

悠「今、大丈夫？」

慧「はい」

すると、先輩達が部屋に入って来た。