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ｰ悠視点ｰ
初めの印象は、まさにオタク。
でも、なんか言葉遣いとかおかしいし…
眼鏡を取ると、慌てて眼鏡を取り替えそうとする。
その時、前髪で隠れていた目がチラッと見えた。
俺は思わず彰の前髪を上げる。
そこには驚くほど可愛い顔が…
俺が変装を黙っていてあげる代わりに、俺の前では猫かぶらないという条件を出すと、嬉しそうに聞いてくる。
彰「ホント？」
悠「ｸｽｯ、あぁ」
そんな姿が可愛くて、思わず笑ってしまうと…
彰「笑えんじゃん！」
悠「え？」
彰「だってさっきまでずっと作り笑いだったろ？今の顔のがカッケーよ！」
悠「ｯ/////」
ニコッと笑う顔に思わずドキッとしてしまう。
初めてだ。俺の作り笑いに気付いたの…
親だって気付かないのに…
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