空に還った君

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  .空に還った君について.   うわー。   またまたシリアス発生ですね(汗)   ああ、もう何か最近シリアスしか書けなくてごめんなさい!   で、この詩はですね、前に一度書いた物を、書き直しした改訂版になります。   この詩のテーマは、2つです。   まず1つは、「愛する人を失った切なさ」 そしてもう1つは、「空」です。   もしも、大切な人を失った時に見上げた、涙の向こうに見える空の色が切ない青色だったら。   きっと空の上で、自分にとっての大切な人も涙を流している。     もし、大切な人の面影を思い出したら。   きっと空の上で、自分にとっての大切な人も自分を思い出している。     地上と空は世界で一番遠い距離なのかもしれません。   ですが、すぐそこにあります。   だって。   どんな時も、上を見上げれば、もしくは窓の外を見れば。     朝焼け、夕焼け、夜空、曇り空。     どんな色をしていても、空はすぐそこにある。   手が届かないくらいに遠いはずなのに、すぐそこで世界を見守っている。   それが空です。     辛い時には空を見て、辛いって言えばいい。   痛い時にも空を見て、痛いって言えばいい。     苦しい時も寂しい時も、 空はすぐそこで、温かい風の中、私たちを包んでいます。   大切な人はきっと空の上で、穏やかな表情で、地上を見ています。     そう。   取り残されてなんかいない。   一人ぼっちじゃないって、教えてくれています。   だから、もしも大切な人を失ってしまった時は、 空を見上げてみて下さい。   一時的かもしれないけど、心には確かな安心が生まれているはずですから。   短い詩ですが、 シリアスな詩ですが、   これが本当の私の伝えたかったことです。   少しでも多くの人にメッセージが届くことを願って。           2008/4/20  
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