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.蝉の声について.
ひっさびっさの詩更新ですね!
もう夏も終わりということで、何としてもこの詩をアップしたくて即行で詩をアップしにきました!!
実はこの詩、私が休日、駅にいた時に思いついたものなんです。
その時の私は本当にボーっとしていて、もう自分で自分を失いかけていたような感じでした。
色々悩んでいましてね(苦笑)
で、その日もボーっとして電車待っていたんです。
そしたら蝉が飛んできて、反対側のホームの柱にぶつかってそのまま地面に落ちてしまうところを見たのです。
まわりにいた人々は当然、…といいますか、全然その蝉に興味を示さずにいたんです。
私もその蝉を気にしないふりをしましたが、そうはいきませんでした。
あの蝉は、もう空を飛べないんだろうなぁ…、って考えれば考えるほど、命の儚さを思い知ったのです。
もうその蝉は本当に弱っていましたから。
そしてその日帰ったら、すぐにこの詩を書きました。
今まで何も感じなかった蝉の生涯。
七日間という短さに何も思わなかった私。
でも、本当は蝉だってもっと生きたいかもしれない。
そう思って、この詩を書きました。
私たちは蝉ではなく人間で生まれてきました。
蝉よりもずっとずっと長い間生きられるはずの私たちが、簡単に命を投げ出してはいけないと、そう感じました。
辛いこと、嫌なこと
たくさんあるかもしれないけど、そういったことも自分の強さに出来るような、人間。
私はそういう人になりたいです。
今すぐには無理かもしれないけど、これから時間をかけて、私は、今年精一杯自分の命を歌った蝉のように強くたくましく生きていきたいです。
皆様にこのメッセージが届くことを祈って。
2008/9/15
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