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「今日は魔術道具を買うんだったよな？」
「そ、調べてみたら、意外と近くの街に売ってるみたいなの。 早く行こう！」
「ああ、そうだな……」
リナはよっぽど、魔術道具を買うのを楽しみしているらしく、カイの手を引いて歩き出した。
カイ達は隣の街を目指して歩き始める。
ディラン村は非常に小さな村なので、カイ達は買い物に行く時は必ず隣の街まで歩く。
一本道のため、迷う心配もない。
二人は他愛の無い会話をしながら街を目指す。
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