プロローグ

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「あ、あのお店で休もう!」 リナの提案で休む事にした二人。 一息ついて辺りを見回すと、見た事もないお店が一杯だった。 不思議な呪文が書かれた魔書を売る書店。見た事もない装飾品や怪しげな骨董品が並ぶ店。 正直な所、魔術への憧れは強かった。 幼い頃から密かに憧れていた。 だが、叔父夫婦に高額な月謝を出してもらうのは気がひけた。 昔から実の息子のように面倒をみてくれた二人に、魔術学校に入れて欲しいとは口が裂けても言えない。
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