33687人が本棚に入れています
本棚に追加
/714ページ
「あ、あのお店で休もう!」
リナの提案で休む事にした二人。
一息ついて辺りを見回すと、見た事もないお店が一杯だった。
不思議な呪文が書かれた魔書を売る書店。見た事もない装飾品や怪しげな骨董品が並ぶ店。
正直な所、魔術への憧れは強かった。
幼い頃から密かに憧れていた。
だが、叔父夫婦に高額な月謝を出してもらうのは気がひけた。
昔から実の息子のように面倒をみてくれた二人に、魔術学校に入れて欲しいとは口が裂けても言えない。
最初のコメントを投稿しよう!