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爆発が起こった瞬間、カイはフィールドの中心が微かに光った気がした。
煙が晴れると立っていたのは、
マディだった。
そして、彼の両手に掴まれているのは、シンとバーティスだった。
「お前らムチャクチャやりやがって。
俺が割って入ってなかったら2人共この程度じゃすまなかったぞ」
マディの言葉に頭を下げる2人。
その様子に満足したのかマディも笑顔になる。
「わかれば良し。
じゃあ、この試合は引き分けって事で良いな?」
「はい」
「……わかりました」
「では、シン=ラスティルvsバーティス=シャルイズの試合は引き分けとする!」
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