99人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっと、悠哉君は大部屋だね。……って言っても悠哉君が入って3人だね。」
谷口先生はにこっと笑って言った。
「一人は悠哉君と同い年みたい。もう一人は二つ上だったかな…?」
「それってどんな人達なんですか?」
聞いてみると、「会えば分かる。」とはぐらかされた。
「まあ、あのこ達は無駄に元気だからすぐ友達になれるよ?……と、ここよ?」
病室の番号は、112。
何か入る前から変な声がする。
「ごめんねぇ、うるさくて」
谷口先生はそう呟くと、ドアをあけた。
最初のコメントを投稿しよう!