28人が本棚に入れています
本棚に追加
まさかの展開に驚いた僕は何とかしてことを抑えようとした。今すぐに館長、いやボスに会ってはまずいからだ。
「いえ、押し間違えただけで…………」
「おい!このタイマスクのゴムが緩すぎるんさ!責任者呼んでこい!」
人生が終わったと感じた。
γには当然聞こえていたらしく、
『はい、分かりました。館長である私が謝りに行ってきます』
γもγかよ……
回線が切れたあと、ひとまずフェインに突っ込みをすることにした。
「最初のうちは雑魚から倒すのが、その片のファンタジーの鉄板だろ!何でいきなり親玉なんだよ!」
「あれ?お前の目は節穴け?9ページでごっどはチョイ役って書いてあるからすぐに倒すつもりで……」
だからといって、入ってすぐに中ボスなんて聞いたことがない。
「これで、GUESS野郎のおめもお父さんに会えるべ。よかったな」
γを父親と勘違いしたり、GODのメンバーと勘違いしていたり僕に対するフェインの行動は身にこたえる。
ベルが鳴った。
γのご到着
「すみません。HOTELGODの……」
γが自己紹介をしようとしたときに、急にフェインが泣き出してこういい放った。
「実はね、あなたの息子さんが見つかったんです」
バラ色の涙のご対面かよォォッ!
「ま、まさか……私の息子が……生まれてすぐ離婚して会えなくなった私の息子が……?」
γ!お前もかぁぁァッッ!
最初のコメントを投稿しよう!