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翌日
フェインはあの食堂にいた。
奥さんに息子の無念を張らした旨を行ったところ、奥さんはこれであの子も成仏できる……と感激の涙にくれていた。
「んなわけで、私は次のところへいくべ……アイツの死を無駄にしないためにも……」
とフェインは旅袋を肩にさげて、去ろうとした。
「レオン君……信じてたのに……でも利用されてただけよね……」
すでにレオンは爆発に巻き込まれたことを奥さんに話していた。GODの一員ではないことをうっかり彼女は言い忘れはしたが。
「あの方は……素敵な最期でしたべ……泣けてきますた……」
お互いにレオンの思い出を回顧する。
男の(削除)に戯れてる姿、横滑りしてたら中年に撃たれた姿、服0着な姿を……
「ろくな思い出ないじゃねぇかぁぁァァッッ!」
レオンの声が町一面に響き渡る。
そして一目散に食堂へ入り込む。
「あら、生きてたの?」
「はいはい、よかったべよかったべよかったべ」
二人はそっけない顔で一瞥した
そしてレオンはフェインを指差して、
「決めた!僕はいつかお前を追い越すために、お前と旅をしてやる!そう、バトルオブエンドにむけてだ!」
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