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案の定そんな展開になってしまった。
夜の町のベンチに座り込む。
「赤の扉のホテルに勝手に行きやがってよぉ……」
翌日にお土産としてクリムゾンを手に入れてしまうか心配だ。
ちょうどそのように感じ始めてから暫くしたあと、鷹が頭上に通りすぎるのを感じた。
ひょっとしたらと思い、僕は近くにあった砂を使って鷹の近くに投げ込んだ。
急に来た砂にビックリしたのだろう。高度を変えていった。
果たして上がるのか下がるのか…………
運良く下に下がっていった。
そして僕が捕まえようとしたが、まてよ、鳥を捕まえるのは困難だろ。
と葛藤し始めたとき口笛が聞こえた。
鷹はその口笛を聞くとすぐさまその方向に向かった。
やっぱりな。
鷹はある少年の肩に止まった。
ルークだ
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