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思わず僕は面食らった。
「あぁ……何とかな」
声を枯らしながらそう返答すると女の子はにこやかに笑って
「ならよかっただべさ。無闇に草原で遊ぶんじゃなけろ~~」
と言ったら足早に街へと帰っていった。
そのまま僕は街へと帰り、いきつけの食事屋にいった。
マスターのおかみが僕に話しかける。
「あらレオン君?今日もいつものかい?」
「あぁ、そうするよ。このオートミールセットをよろしく頼むさ」
いつもの椅子にどっかりと座り、水を飲みながらセットが来るのを待っていた。
すると隣の席の人がとんでもない注文をするのが聞こえた。
「ランチ1つ」
「ランチって何ランチですかwww」
客も負けじと返答する。
「たからランチだべ!」
ついさっき話した子と似たような気がした。
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