act3 ホークタウン

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全裸のままでは公開的にも、倫理的にも体裁が悪いためひとまずロビーで誤解を解くことにした。何しろフェインは女の子だ。露出して顔を赤らめる西南学園の生徒ではあるまい。(福岡にある大学ではありません。念のために。)     ルークが仲介役として務めることになった。これでいつでも話し合うことができる。     「おなごの裸体に飛び付くなんて……このエロ河童めが!!」     話し合いを開始したとたんフェインに罵られ、そして殴られる。     右頬を押さえながら……     「確かにアレは僕が悪かった……!でも決して誠みたいに……」     「埒があかないべ!外に出てきな!」     ルークが仲介役として意味をなさないなか、外の大広場に移動となった。       近くには噂されていた露出狂がいた。 フェインは確認すると僕にいい放った。     「こんな日は(削除)を失う人間が多いべ……!あれっ……あそこにいるのはおめの仲間だべ!もしそいつがおめの仲間でなかったと証明したいなら、(削除)を失うことなく戦ってこい!」     無理難題すぎるだろぉぉぉッッ!     「お兄さん、いいケツしてんじゃん」     フェインはまじまじとこっちを見ている。     分かったよ。倒せばいいんだろ!
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