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「ねーよ!」
僕とスタッフはお互いにデッキを思い切り強く同時のタイミングで叩いた。
女の子は自分の言ったことの異常さに気付いたのか気付いていないのか、
「?あぁ、すっかり定食を加えることを忘れてたべ。本当にすまなんだ」
おいおい、彼女は一体何を言っているんだ?そもそもライチのミンチ自体がおかしいんだ。それをパンとスープを加えてどう食べろと?
やっぱりこの酸っぱさとスープがよくあうんだよね~ミンチにしたからよく染みるよ~あはは、あははははは……
「んなわけあるかああああぁァァァッ!!」
妄想を経て急にこのような言葉が僕から出てきて、きょとんとするスタッフと女の子。
「どうしただべさ?一応忠告するさが君は一度精神科の診察を受けた方が……」
「それはてめえが言われるべき言葉だろぉぉ!なめとんのか!」
と僕が女の子の天然っぷりにきれて胸ぐらを掴んだら
「レオン君、オートミールが…」
おかみが料理を持ってきてしまった。
おかみは僕がか弱い少女の胸ぐらを掴んでいるのを見て、しばし呆然とし、そして
「レオン君がまさか最近の……ウッウッ……」
ありえん!ありえん!ありえねぇぇぇ!
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