それは、突然の事で

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一段落してまた2人きりになった。 「なぁ、チャンミン。」 「なんですか?」 覗き込むチャンミンに小さくキスして、言った。 「前に言ってた…『地球最期の日に、何をしてくれますか?』って話さ…答え思いついた。」 「えっ⁉」 「最期の日は、ずっとチャンミンと居たい。人の目なんて気にしないで、キスしたり…恋人繋ぎして何時も通りの日常を送りたいな。」 「ユノヒョン……僕もです。僕もユノヒョンとキスしたり、したいです。」 そう言ってユノに抱き付けば、優しく背中に回される腕(かいな)を愛しく思えた。 「チャンミン、キスしても良い?」 「アハハ、今更聞かなくても幾らでもどうぞ。」 小さなキスから深く噛み付く様なキスになるまではあっと言う間で、そこから産まれたままの姿になるまでは時間は掛からなかった。 .
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