(♪)星降る夜に、サヨナラ

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* 知ってしまった途端に 不安が押し寄せる。 同時に何か、 ココロが音を途切れさせた気がして 怖くなった。 (愛してる) あの日 あの時 あの、言葉。 あれは一体 どちらに向けた言葉だったんだろう。 自分の中の 自分以外。 記憶を移植されて 自分が自分じゃなくなるその時まで。 知らないままに 交わされた契約。 其れは愛情の証? 血の楔? それとも 永遠の呪い? (分からない、) 分からないよ… 自分はずっと 彼の人の愛情だけで 生き長らえて来たと言うのに。 (予感なんかなかったんだ) 悪夢なんだ。 有り得ない、 有り得ないよ。 お願いだから 誰か 全て嘘だと言って。 END. 20080730 (モバゲver)
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