ｳﾙﾄﾗﾏﾝﾈｸｻｽ～The Legend～

ｽﾍﾟｰｽﾋﾞｰｽﾄと闇の巨人①

☆斎田リコ

芸大で絵の勉強をしている弧門の恋人。家族の肖像をﾃｰﾏに、動物の絵を書いている。心優しく、ﾅｲﾄﾚｲﾀﾞｰ（ﾘｺにはﾅｲﾄﾚｲﾀﾞｰであることを教えておらず、人事異動とだけ伝えてある。）に配属が決まった弧門に、激励の意味をこめ、自らが作ったﾔﾝﾊﾞﾙｸｲﾅを模したﾏｽｺｯﾄ、ｶﾞﾝﾊﾞﾙｸｲﾅ君をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄするなど、弧門にとって癒しの存在であった事は間違いない。

だがその実態は、家族旅行中に溝呂木が操るﾋﾞｰｽﾄ、ﾉｽﾌｪﾙに家族を殺され、自らも当時ﾅｲﾄﾚｲﾀﾞｰ副隊長であった溝呂木に殺害され、以降はﾀﾞｰｸﾌｧｳｽﾄとして人形のように扱われることとなってしまう。溝呂木による侵略が始まってからは、描く絵のﾀｯﾁが豹変。首をつった骸骨や、暗闇の中の闇の巨人とおぼしき絵を大量に描いていた。しかし最後は、ﾌｧｳｽﾄになっているにも関わらず、ﾘｺとしての意識を取り戻し、命と引き替えに弧門をﾉｽﾌｪﾙの毒牙から救う。