魔法使い

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…することがなくなったウチデレラはお城のほうを見つめました。 ウチデレラ 「はぁ…」 ため息をつくとドアをノックする音が聞こえてきました。 コンコン ウチデレラ 「誰やろう…?」 ガチャ ウチデレラ 「どなたですか?」 魔法使い(錦戸) 「お前さ、舞踏会行きたいんやろ?」 ウチデレラ 「ぇ?!なんで知って…あなたは…?」 魔法使い 「俺一応魔法使いやねん。」 ウチデレラ 「魔法使いさんがなんでここにおるん?」 魔法使い 「行きたそうにしてたん見たから来た。で、行きたいんやろ。行かしたるで。」 ウチデレラ 「え…でもドレスもこれしかないし、お城まで行けないじゃ…」 魔法使い 「エイトージレンマ*ぱぁぁあ」 まばゆい光に包まれて、ウチデレラの色落ちしたドレスがいつの間にか綺麗なピンク色のドレスに変わっていました。 ウチデレラ 「わぁ…すごい!」 魔法使い 「じゃあ行くで。」 ウチデレラ 「でもどうやって…?」 魔法使い 「魔法使うんめんどいから俺のほうきの後ろ乗れや。」 ウチデレラ 「魔法使いやのに…」 と言いつつもほうきの後ろに乗るウチデレラ。 魔法使い 「しっかりつかまっといてー」 ビューン! お城に着きました。 魔法使い 「12時には魔法とけるから。帰りは馬車置いとくからそれで帰り。」 ウチデレラ 「おん!わかった!魔法使いさんの名前何てゆうん?」 魔法使い 「リョンやで。そんなんえぇからはよ行け」 ウチデレラ 「わかった!おおきに!」 そういってウチデレラはお城の中へ入っていきました。
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