第三章「変化」

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私は不思議と怖くはなかった それより不思議で 笑えてくる この車両に乗ると何故ここまで触られるのか 手がスカートの中に入ろうとした時 私はその手首を掴んだ 毛深い手 力一杯に引っ張られ、手は離してしまったけど それから、駅へ着くまで誰にも触られる事は無かった
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