第三章「変化」

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朝と同じぐらいの混み具合 私は気にせず人混みの中の一人となった 痴漢も、もう怖くない そう 私はこの時、痴漢をあまく見ていたのかも知れない 電車が駅を出てから5分 後ろの人がぴったりと私の後ろに付いた お尻に当たってる 私は一歩前に出た すると後ろの人が、私の耳元で言った 「今日は一人………」
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