最終章「戻れぬ時」

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「警察官…じゃぁ、知ってるか?…2ヶ月前の通り魔事件…そこにいた警察官を…」 「あれは…俺だ…俺が殺したようなもんだ…」 自分のピストルを手に取り見ながら佐々木は言った 「弾は入ってない…今もあの時も…」 そう言った佐々木に横井が後ろから首に腕を回し締め上げた ピストルが佐々木の手から落ち藤沢のもとへと転がった 佐々木を盾に立ち上がり横井は笑った 「絶対に許さないよ…」 藤沢は、よろよろと立ち上がりながら ピストルを手に取ると、ポケットからピストルの弾を2発取り出した その弾をピストルに込め、静かに佐々木と横井へ銃口を向けた
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