第一章「悪夢」

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その後ゲームセンターでシューティングゲームを1人やっていた ゲームでなら幾らだって撃てる しかしゲームは現実と違い、リセットボタンもコインの投入口もない あの事件がゲームの中の出来事だったとしたら 俺は何のためらいもなく 引き金を引いただろう それがもし人質に当たってもリセットボタンを押すだけだ それだけで全てが無かったことになる そんな風だったら どんだけ救われるか そんな事を考えながら 佐々木はゲームセンターを後にし家へ帰るのだった
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