第二章「婚約者」

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札幌の街を一望出来るようなマンションの一室で、藤沢は1人考え込んでいた 本当ならここに恋人そう、慶子と一緒に住むはずだったのに ここを手放すしかない 1人で住むにはあまりにも広すぎるから 唇を噛み締めた 「忘れろなんて無理だよ…」 静かに涙が頬をつたった
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