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佐幸(♪)
アンタに出逢ったあの日から、俺様はアンタが………
(愛しい)
「佐助ー!!佐助は居らぬか?」
ドタバタと廊下を大声を出し猛ダッシュで走る幸村。朝からテンションの高さに驚く兵士たち。逆を言えばちょっと迷惑だ。
「呼んだ?旦那」
何処からか出てきた佐助に幸村は
「おぉ!佐助、すまぬが某の相手をしてくれ!!」
ちょっと面倒くさかった佐助も主の頼みだから相手をしる事にした。
「すまぬな佐助、…では行くぞ!!」
「いいよ、気にしないで。ハイハイっと…」
「こうやって佐助と相手をするのも久しぶりだな!」笑顔でそんな事を間近で言われ佐助の顔はほんのり赤く染まっていた。幸村への想いが高ぶる…。
「ねぇ、旦那…」
「ッ…何だ?」
「恋っていいよね…」
我ながら自分は何を言っているのかと、後から後悔をした。こんな事旦那に言ったら………あぁ、ほらやっぱり
「な、何をいきなり!?破廉恥であるぞ佐助ぇぇええ!!?」
そんな反応をするアンタが愛しいから、
チュッ
「………(ボボンッ)/////」
「好きだよ、旦那♪」
そんなアンタが好きだから、俺様はアンタを絶対守りたい…死なせはしない、絶対に………
(ぐぁぁ…破廉恥ぃぃいい!!)
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