2281人が本棚に入れています
本棚に追加
宮下くるみは、希望したとうり、普通のクラスへと移ることができた。
でも、特別クラスの条件を満たしている彼女が、なぜこのクラスなのか、とクラス中が思っていた。
休み時間になると、先に女子が彼女に近づいてきた
「宮下様、はじめまして、私、一ノ瀬歩と申します、お会いできて光栄です。よかったら仲良くしてくれませんか?」
「宮下様わたくしとも、」「でわ、わたくしも、」
お上品な話し方、いかにも、宮下くるみにいい人を演じている女達、、、
きれいにみせている、本当の心の中はわかっている、宮下グループとの繋がりを必死で作ろうとしている
私じゃない
仲良くしたいのは
宮下くるみではなく
宮下グループだということを
だから、返事はしない
にっこりと愛想笑いをするだけ
お金持ちなんて、嫌い
宮下グループなんて、嫌い
私は、絶対に、私を取り戻す!!!
最初のコメントを投稿しよう!