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くるみの周りには友達を偽る女達や
くるみにちやほやしている男達でいっぱいだった
このクラスには純粋に友達になれる人はいないと悟った
「宮下さん今度うちでパーティーがあるんだけどよかったら僕のパートナーしてくれない?」
クラスの男がくるみをさそってきたが、くるみは作り笑いをして断った
誘った男は残念そうな顔をしながらも、くるみに失礼のないように態度を改めた
「おい!」
突然、外から声が聞こえ
みんなが一斉に振り向く
そこには大和がいた
「この女と話したやつはぶっ殺す!!」
まわりが静まり返りくるみから離れる
そしてくるみの側まで歩いて大和が言った
「おまえに普通の生活はおくらせねぇよ」
それは
とても冷たい目で
笑っていた
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